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X-MEN:アポカリプス!

2016 - 09/06 [Tue] - 01:55

近頃不安なことがあると、StarSの人達が頭の中で「心配ないさ~♪」と歌ってくれるようになりました(笑)。WOWOWで月イチ放送してる「トライベッカ」、次回が最終回というのが非常に残念です。舞台ではまず観られないようなタイプの彼らの芝居、まず歌ってくれなさそうな感じの歌、そして絶対やってくれなさそうなとんでもないメイク(笑)。コントとミニドラマとミュージカルソングと反省会という構成も良いですね。落ち込むことがあると、とりあえず「トライベッカ」の録画分を観て気持ちをあげることにしております。…実は我が家の猫がちょっと体調が悪くて…食欲が落ちまくりだったので病院連れてったら、甲状腺機能亢進症とのことで。今はもう普通にごはん食べてくれるようになったしご機嫌も良いようなんですが、朝晩薬を飲ませて様子をみることになりました。うんでも大丈夫、脳内で浦井健治くんが「心配ないさ~!」と歌いながら拳を振り上げてくれるので、きっと心配ない。

それはともかく、「X-MEN:アポカリプス」を観てきました。X-MENシリーズは、そういえば1作目から必ず映画館に観に行ってます。1作目は後輩に連れられて何の気なしに観に行き、「面白いけど普通だなあ」くらいの印象だったんですが。2作目公開時にやっぱりなんとなく一人で観に行ったら、これがもうとびきり面白くて! 3作目は監督替わったせいもあって色々「えー…」なところもあったんですが、その後のウルヴァリンスピンオフも大好きですし、「ファーストジェネレーション」以降のチャールズとエリックがまだぴちぴちだった頃のシリーズなんて超好みで!! というわけで、今回のもどーしても映画館で観たかったわけです。が、公開直後は諸々の都合で予定が合わなくて、そしたらさっさと上映終了だのレイトショーのみだのにさくさく切り替わり始めてて、「え、ちょっと待ってちょっと待って!」と焦って日比谷まで行って3Dで観てきました。地元はどこもレイトショーのみになってたんですよ! ひどい!! 「シン・ゴジラ」にいい劇場全部とられてたのは知ってるけど、でもひどい!!
で、観に行ってみたらば、これは「X-MEN」シリーズを今まで観てきた人はぜひ観るがよしな御作品で。逆に言えば、これまでのシリーズ観てない人は劇場入る前に回れ右して旧作全部観てから出直してこいという感じでした。そうじゃないと、ブライアン・シンガー監督のX-MEN愛を受け止めきれないはず! とにかく全編各キャラの見せ場の連続。大好きだったあのキャラこのキャラ、旧作とはキャストは違うし設定も違うけど(何しろ若い頃の設定だし、前作で未来変えたせいで過去も変わってますからね)、でも大好きな彼らの見せ場がふんだんにありますよ!!
というわけで感想です。ネタバレしますよー。

映画が始まると、そこはいきなり紀元前3600年のエジプトです。「王家の紋章」ではありません。帝劇千秋楽おめでとうございます。…いや、それはさておき、何やら偉そうな人々が歩いていく中、わかりやすく目につくイケメンな衛兵が何やら不穏な様子を見せています。今歩いて行った偉そうな人々は、実は古代にすでに存在していたミュータント。中でも、別のミュータントの体に己の魂を転移させてはその力を我が物として様々な能力を蓄積しているアポカリプスことエン・サバ・ヌールは、神として崇められておりました。そして今、彼は肉体再生能力を持つミュータントを新たに手に入れ、その体に乗り移ろうとしているのでした。が、彼の圧政に反発した者達は、「偽りの神め!」と彼を罵り、ついに反撃に出ます。彼が無防備になる儀式の真っ最中、先ほどのイケメン衛兵を筆頭にして、儀式が行われているピラミッドを破壊したのです。崩れ落ちる建物、御付の女ミュータントの力でかろうじて守られたもののアポカリプスは地下深くへと封じ込められてしまったのでした。
そして時は流れ、1983年。前作で世界の危機を救ったミスティークことレイブンは、ミュータント達に英雄と崇められつつも単独で行動し、各地で虐げられているミュータントを解放していました。一方、前作で世界を危機に陥れようとしたマグニートーことエリックは、国際的指名手配犯ながら、正体を隠してポーランドの田舎町の鉄工所で働いていました。美しい妻と愛らしい娘とともに、このまま幸せに暮らしていけるはず…しかし、彼のそんな夢は、ある日粉々に打ち砕かれてしまいます。鉄工所で起きた事故を能力を使って阻止したことから正体がばれ、兵隊に囲まれた末に妻子を殺されてしまったのです。怒りにまかせ、兵隊を殺してしまうエリック。そのまま鉄工所の連中も皆殺しにしてやろうと出向いた先で、エリックは、奇妙なミュータント達に出会います。それこそ、現代によみがえったアポカリプスと新たに確保した御付のミュータント達。アポカリプスは常に四人の「黙示録の騎士」を従える決まりなのです。決まりといっても絶対マイルールです。意外と周囲から愛されていたいキャラなのですたぶん。アポカリプスはエリックのこともぜひ四騎士の一人に迎えたいと、スカウトにやってきたのでした。
潜伏していたエリックが人を殺したことを知ったレイブンは、チャールズ・エグゼビアの学園にやってきて協力を求めます。学園には、己の能力を制御できなくて苦しむジーン・グレイやスコットが迎えられていました。が、チャールズがセレブロを使ってエリックに呼びかけたことにより、アポカリプスはチャールズの存在に気づいてしまいます。最強のテレパシーを持つミュータント。それこそまさに、アポカリプスが欲していた力。アポカリプスは学園に乗り込み、チャールズを奪い去ると、己の求める世界を作るために今ある文明を破壊しようとし始めるのでした。さあ、古代からよみがえった神のごとき最強ミュータントに立ち向かえX-MEN! 戦闘機も戦闘服もすでに用意済みだぞ!!

チャールズにとっては、「そしてハゲになる」の回でしたね(笑)。ポスターでまるっとはげてるジェームズ・マカヴォイを見て、「ああ、ついに…」と片手で顔を覆ったのは私だけじゃないはず。しかもマカヴォイ、このために本当にスキンヘッドにしたそうで。役者さんはすごいな! しかしまさか、チャールズがはげた理由が、アポカリプスに乗り移られそうになったからとは思わなんだですよ。魂の入れ替えが始まった途端、ざあっと一瞬で抜け落ちる髪!! アポカリプスが乗り移ると姿形もアポカリプスに変わってしまうんですが、まずそこからかー!! というか、アポカリプスさんは、相手の頭髪に影響を与えすぎです。古代から現代にタイムスリップ状態で、御付の四騎士も失われて「えええ、わしどうしよう…」という感じにおどおどと雑踏に踏み出した先で出会った若かりし頃のストームに目をつけ、速攻でスカウトして「わが力を与えよう!!」とストームをパワーアップさせた瞬間、一気に白髪に変わるストームの髪!! こ、これもお前の仕業だったかー!! その後、エンジェルを再パワーアップさせたときも、頭髪がくるくるとキューピーちゃんのように変化してましたが、何なの頭髪いじるのとセットなのあなたの力は。
アポカリプスにあっという間にさらわれてしまうチャールズでしたが、全世界の皆に向けてアポカリプスの声を届ける発信機代わりにされたチャールズが、最後のひと言だけ自分の言葉にすり替えて、「強い者が弱いものを守れ」と言い放ったときはかなりぐっときましたね。チャールズ、あなたって人は!! 私がこのシリーズを大好きな理由の一つが、この作品が、異端視され差別されるマイノリティの怒りと悲しみを描きつつ、それでも彼らが「善きもの」を信じようとしていることなんです。化け物と他の人々から呼ばれようと、その力を誰かを助けるために使えればと結成されたX-MEN。これですよ、このチャールズの言葉こそがX-MENの存在意義そのものですよ!
あと、今回、まさかのチャールズの肉弾戦が見られてびっくりでした(笑)。アポカリプスに対抗する手段として、精神世界で戦えば自分にも利はあると考えたチャールズが、アポカリプスの心の中に入って思いっきりボコりにいくという。まあ、あっさり逆転されてボッコボコにやられて「助けてジーン…」となるんですけどね。

マイケル・ファスベンダー演じるエリックは、今回もかっこよかった…しかしまさか、前作の後、ささやかながらも幸せな家庭を築いていらっしゃったとは。娘さん、可愛かったなあ。いいパパしてたなあ。なのに、妻子を殺されてしまうあのシーン。娘に託したペンダントを使って兵隊たちを瞬殺する彼の姿はそれはもう悲しくて、「これが俺なのか!」という慟哭は辛すぎて。しかも追い打ちをかけるように、アポカリプスがスカウト直後に連れて行った場所はアウシュヴィッツですよ。彼が最初に家族を失った場所ですよ。そんないじめないでよエリックを!! いや、いじめたくなる気持ちはすごくよくわかるが!! でもアポカリプスさん、頼むから、四騎士に迎えたエリックに例のマグニートーヘルメット渡すのはやめて…あの最高に似合わないヘルメットをファスベンダーさんにかぶせないで!! エリックがアポカリプスにつくのをやめてX-MENに加勢するとき、彼がぶん投げた鉄骨ががきーんがきーんとXの形になるのかっこよかったなー。べただけど、ああいうのっていいですよね。「おおおっ」って興奮しました。あと、ラストシーンで、ジーンと共同で学園の建物を再建してた姿が非常に微笑ましかったです。何なんですかあれ、ジーンが持ち上げた木材にすかさず鉄のくさびを打ち込むのが彼の役目ですか(笑)。もうそのまま学園残っちゃえよ、時間軸変わったからもうブラザーフット作らないんじゃないのあなた。レイブンと一緒に教師になっちゃえよ!
エリックといえば、クイックシルバーの父親でもあるという事実が明かされてびっくり。この事実が明かされた瞬間のレイブンの「なんだとう!」という目の表情が好きでした(笑)。クイックシルバー、今回も大活躍でしたね! やってることは「SPEC」のニノマエくんなんですが、彼が大爆発から学園の生徒たちを救うシーンの画の面白さといったらもう!! ここ、ブルーレイ買って何度でも観直したい!! しかしクイックシルバー、見かけによらず力持ちですね。ぽいぽいと人を投げる投げる。クイックシルバーのスピンオフできないかなー、絶対面白いと思う!

ミスティークは、このシリーズに出てくる女性キャラの中では一番好き。今回もレイブン、頑張ってた!! 戦う女かっこいい。前作で世界の危機を救ったことで英雄に祭り上げられて、でも自分はそんなものじゃないと思ってたった一人で戦い続けてたレイブン。学園で彼女の正体に気づいた生徒たちが「彼女だ」「英雄だ」と囁き合うシーンでちょっといたたまれない顔をするレイブンでしたが、貴女は立派に英雄なんだよと言ってあげたい。まだ街のコソ泥でしかなかったストームが、彼女の絵を壁に貼ってたことを教えてあげたい。貴女が1人で戦い続けた十年は、多くのミュータントを救い、そして彼女がまだ出会っていないミュータントの心にも光を与えていたんだよと。前作で時間軸が変わったことで、レイブンは今作ラストで学園の教師になってましたが、それはそれでこの先の物語が観てみたくなる感じですね。
若き日のジーン・グレイは、ソフィー・ターナー。ファムケ・ヤンセンと雰囲気違いすぎてちょっと違和感ありましたが、この映画においては最重要キャラに近かったですね。何しろアポカリプスは滅茶苦茶強い!! 精神世界でチャールズをボコりつつ、現実世界ではマグニートーとサイクロプスの力を軽々弾き返しちゃうくらい。どうするんだ、絶対X-MENが勝つのはわかってるけどどうやって勝つんだと思ってたら、切り札はジーンでした。そうだ、ぼくらにはジーン・グレイがいた! 相手を分子レベルで分解しちゃえる彼女のチート技炸裂で、アポカリプスさん退場でした。最高レベルに力を発揮したジーンのオーラがフェニックスになってて、かっこよかったですね。 
若き日のサイクロプスことスコットがジーンの姿を初めて目で見た瞬間に恋に落ちるのもよかったですね。姿が見えないときは全然そんなじゃなかったのに、バイザーもらって目を開けられるようになった途端、目に止まった美人に釘付けなスコット(笑)。この2人のらぶらぶした感じが大好きなので、こういうエピソードをきちんと入れてあるのが大変よいですね。さすがブライアン・シンガー監督。キャラを愛してますね!
若き日のナイトクロウラーも、大変良い感じでした! このキャラ好きなんですよー、ビジュアルもいいし、くるっと回って青い靄に変わりながらテレポートするのがすごくかっこいい! しかもすごくいい人。愛すべきキャラですよね。ナイトクロウラースピンオフを作ってくれてもいいんですよ!!
あと、ドラマ一話でかまわないので、チャールズとハンクが学園で過ごしてる様が見たい…プログラムに載ってたマカヴォイのインタビューで、チャールズとハンクの関係に言及してる部分があったんですが、その部分に非常に萌えたのは私だけではないはずだ!! どっちが洗濯するかでもめる2人だの、キッチンで「俺の作るサンドイッチの方が上手い」とか自慢し合う2人だの、なんかもうそういうどうでもいい感じにいちゃいちゃした2人が観たいですお願いします!!
そして忘れちゃいけないウルヴァリン。ちらっとだけ出てきましたが、さすがに筋肉は今回あんまりでしたね(笑)。時間軸変わっても、彼がアダマンチウムを体に入れられるのは変わらないんだなあ。でも、ジーンが彼に記憶をちょっとだけ戻してあげたことで、この先の彼には間違いなく何らかの変化があるはずで。やっぱりこの先の彼らも観たいなあ。シンガー監督、もうちょっとお願いします!

というわけで、私としては大満足な感じでした。これでX-MENシリーズは一段落らしいですが、スピンオフなり仕切り直しなり絶対あると思ってるので、楽しみに待つのですー。

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プロフィール

水瀬桂子

Author:水瀬桂子
水瀬桂子。
1月21日生まれ。水瓶座のO型。
趣味は観劇、映画鑑賞、読書。旅に出るのも好きです。
おいしいものを食べて、素敵な物語に接していられれば、この上なく幸せです。
三笠書房f-Clan文庫さんより、『妓楼には鍵の姫が住まう-死人視の男-』『妓楼には鍵の姫が住まう-黄泉がえりの人形-』が発売中です。

なお、「水瀬桂子」は「渡瀬桂子」と同一人物です。渡瀬桂子名義の近刊に『少年魔法人形 キスからはじまる契約魔法』『ある日、月の夜に。-わがままな魔女と人狼の騎士-』(ともに一迅社文庫アイリスさんより)があります。水瀬名義は、f-Clan文庫さんが初めてです。こちらは、より趣味っぽい感じのもの用になりそうな予感…。

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