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TdV!!

2015 - 11/21 [Sat] - 23:47

帝国劇場で上演中の「ダンス・オブ・ヴァンパイア」を観てきました! このミュージカル大好きなんですよー!! 再演されるのを心待ちにしておりました。楽曲も素晴らしいし、ダンスシーンは燃えるし、役者さん達がとにかく楽しそう! キャストもスタッフもお客さんも皆この舞台を愛しているのがわかって、もう観る度幸せな気分になれます。今回も帝国劇場は帝国劇城と化し、売店では「冷やしドラキュラ」が販売され、ロビーのあっちこっちをリーくんがぱたぱたぶんぶん飛び回り、あーもー大好きこういうの!
今回私が観たWキャストの組み合わせは、アルフレート:良知真次、サラ:神田沙也加、レベッカ:出雲綾、伯爵の化身:森山開次。本当は他キャストの回も観たかったんですが、今回は時間がとれず一回しか観られませんでした…ぜひまた再演していただきたい!!
というわけで感想です。ネタバレしますよー。

あらすじは前に観たときに書いているので省略。良知くんのアルフレートも可愛かったです! サラの裸を見ちゃったときに目も口もまんまるにひらいたままずーっと固まってたり、マグダの胸に見とれるシーンでぽよんぽよん揺れるマグダのお胸に合わせて良知くんもぽよんぽよん揺れたりとか(笑)。そして、アルフレートの可愛らしさと駄目さ加減が最も発揮される霊廟のシーン! 飛び降りようとしてひっかかっちゃった教授を助けるために良知フレートは何をしてくれるのかと思ったら、いきなり腹筋始めたー! 二、三回やってすぐに起き上がり、教授の真下に移動して寝ころんだかと思ったら、お腹ぽんぽん叩いて「低反発♡ さあどうぞ、飛び降りてください」ときましたよ(笑)。何ですか、たった今腹筋鍛えたから教授受け止められると思ってるんですかあなた! 教授が真顔で「それやったら本当にお前が死ぬぞ」と諭すレベルのお馬鹿さんでした。さて次は何をするのかと思いきや、舞台セットにぶらさがり、「僕、腕は短いけど脚は長いんですよ! あっ、自分で言っちゃった(笑)」と言って、懸垂2回! そして飛び降り、己の腕を叩いて「これで僕はヒーローになりました。さあ、どうぞ!」と教授の下で腕を広げる良知フレート。まさかのお姫様抱っこ提案です。空から降ってくる可愛い女の子を抱き止めるのはある種のお約束ですが、舞台セットから降ってくる禅教授を両腕でキャッチは無理ありませんか! はい、大変面白かったです(笑)。でも、かつて観た浦井健治くんのアルフレートに比べると、天然お馬鹿な感じはやはり若干薄いかもしれない…もっと頑張ればなんとかなるような気がする良知フレートでした(浦井くんのアルフレートは何をどう頑張っても駄目な気が…そしてそれが許されてしまいそうな気配がある、ある意味すごいアルフレートでした)。

神田沙也加ちゃんのサラも、可愛かったー! 沙也加ちゃんを舞台で観るのは、実は「夢のひと」以来…私、あの舞台が本当に大好きで、観た後そのまま劇場でDVD申し込みましたよ。沙也加ちゃん、サラ役似合いますね! 奔放で自由を求めるお風呂大好き少女(笑)。赤いドレスも似合ってました。しかしまあ、沙也加ちゃんってばなんて大きな目…あの目で見つめられたら、そりゃアルフレートだって彼女のお願いは何でも聞いてあげたくなるでしょうよ(笑)。ラスト、吸血鬼化したサラがアルフレートを襲う前にする目つきが妖しくて素敵でした。ただの村娘が、人外の生き物に変わる瞬間を見ましたよ!
山口祐一郎さんの伯爵は、今回も絶好調でした! 衣装リニューアルに伴い、今回は髪に紫のメッシュが! 伯爵かっこいい!! ていうか山口さん若すぎ!! そして背が高い!! 客席通って舞台に上がったとき、マントつけた背中が本当に大きくて、「でかい!」と思いましたよ。伯爵を演じてるときの山口さんは本当に楽しそうですね。蝙蝠の羽がついたグライダーに乗って伯爵がぐわっと現れる度、どうしても笑ってしまうんですが(笑)。でも、山口さんの絶好調の歌声を聴けるこの幸せといったらもう! 「お前を招待しよう」にしても「抑えがたい欲望」にしても、とにかく名曲ぞろいの舞台なので、耳も目も幸せになれます。でも、お城の舞踏会で伯爵が電飾でいっぱいの櫓…もとい、お城の大階段を歌いながら降りてきたときには、これからマツケンサンバが始まるのかと一瞬思いました(笑)。
石川禅さんの教授は、今回ちょっと役作りが変わってましたね。前はもっとコミカルな喋り方だったのに、全般的に低めで力強い感じの声になってて。でも歩き方はひょこひょこしたおじいちゃん歩き(笑)。そしてTdVといえば、教授の早口ソング! 一幕の「全て順調~人類のため」も二幕の「本だ!」も本当にすごかった! 「人類のため」は歌い終わった後に役者さん達がカーテンコール並みに拍手を受けるんですが(幕下りますしね)、まあ教授がいつまでも袖にはけないはけない(笑)。延々とお客さんの拍手をあおり続ける教授をアルフレートが「教授、そろそろ!」と引っ張ろうとすると、「何だよ、ここ一幕で一番いい場面じゃん!」と答える教授が大好きでした(笑)。ああもう禅さん大好き! 歌は上手いし面白いし、心の底から愛してますよー!!
ソニンちゃんのマグダは、大変色っぽかったです。マグダが出る度、お胸しか見てなかった私(笑)。死んだシャガールの腰に馬乗りになって歌うシーンがとんでもなくエロかったです!! マグダは、吸血鬼になってからの方が生き生きしてましたね。人間だった頃はいかにも田舎でくすぶってるおねえさんという感じで、雇い主にはセクハラどころか愛人関係強要されてたわけで、終始どこか不幸せそうな眼差しをしていたんですが、吸血鬼化した後は滅茶苦茶楽しそう。シャガールと一緒に棺の中できゃっきゃしてる様がとても微笑ましかったです(笑)。それにしてもやっぱりソニンちゃんは良い声をしてますね。大好きです。
そしてクコール! 駒田一さん!! 今回は忘れずにクコール劇場まで観ましたよ(前回は知らなかったもので、さっさとトイレに立ってしまったのです…)。お客さんに「がんばれー!」と言われて「お前も頑張れ」と答えるクコールが素敵(笑)。私が観た回が出雲綾さんの東京楽だったようで、「いづもありがとうね!」と仰ってました。私、このお芝居のラストで、クコールが狼に囲まれて死んじゃうのが何度観ても不憫でならない…まあ、原作映画でもクコールそうやって死んでるし、クコールが死んじゃったからアルフレート達は無事に逃げられたんでしょうが…でもやっぱり可哀想!

というわけで、好きな役者さん満載の舞台だったわけですが、今回初めて観る役者さんで私の心臓をがっつり持っていったのは、ヘルベルト役の上口耕平くんでした。甘い系可愛い系の美形さん! しかも面白くてキャラが濃い(笑)。まあ、ヘルベルトという役がそもそも色々濃いんですが、上口くんすごく良かった!! 一幕ラストの初登場シーン、伯爵と教授が話してる後ろからすたすたこっちに歩いてきたと思ったら速攻でアルフレートに恋に落ちるところからもう、私の目はヘルベルトに釘づけでしたとも! なんてわかりやすいフォーリンラブシーン!(笑) 二幕でアルフレートにお風呂覗かれるシーンでは、結い上げてた髪をこれみよがしにふぁさっと下ろす様が大変色っぽく(笑)。お風呂シーンのヘルベルト、前回は黒のスリップでしたが、今回はセクシーキャミソールに黒レースのレギンスみたいなの履いてましたね。露出度自体は減りましたが大変セクシー! そして情熱的動作で激しくアルフレートに迫るヘルベルト。面白い! 面白すぎる!! カーテンコールでお客さん総立ちで踊るときには振り付け指導を彼がやってましたが、もうその辺りから私ヘルベルトしか見てませんでした! 大好き! 馬鹿息子ー!(笑)

帝劇のミュージカルで好きなやつ5本あげろと言われたら私の中では確実にランクインするくらい、大好きな舞台です。「エリザベート」とか「モーツァルト!」とか「レ・ミゼラブル」とかも勿論大好きだけど、「ダンス・オブ・ヴァンパイア」も好き!! 難しいことなーんにも考えずにとにかく笑って、幾つもの名曲に聴き惚れて、心の底から幸せな時間を過ごす。なんて贅沢なんでしょう。ぜひぜひまた観たいです! また再演してくださいー!

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プロフィール

水瀬桂子

Author:水瀬桂子
水瀬桂子。
1月21日生まれ。水瓶座のO型。
趣味は観劇、映画鑑賞、読書。旅に出るのも好きです。
おいしいものを食べて、素敵な物語に接していられれば、この上なく幸せです。
三笠書房f-Clan文庫さんより、『妓楼には鍵の姫が住まう-死人視の男-』『妓楼には鍵の姫が住まう-黄泉がえりの人形-』が発売中です。

なお、「水瀬桂子」は「渡瀬桂子」と同一人物です。渡瀬桂子名義の近刊に『少年魔法人形 キスからはじまる契約魔法』『ある日、月の夜に。-わがままな魔女と人狼の騎士-』(ともに一迅社文庫アイリスさんより)があります。水瀬名義は、f-Clan文庫さんが初めてです。こちらは、より趣味っぽい感じのもの用になりそうな予感…。

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