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ディズニーソング!

2015 - 02/20 [Fri] - 01:36

「ボンベイドリームス」の2回め観劇の感想を書く暇がなかった…近頃どうにも忙しくて時間がありません。先週末は風邪ひいてひたすら寝たしなあ…でもこの冬は、大きな風邪はひいてないです。京都で買ったお守りのおかげでしょうか。免疫力アップのパワーストーン(笑)。
「ボンベイドリームス」は、やっぱり大好きなミュージカル。終わってしまったのが寂しくて、youtubeにアップされてる舞台のダイジェスト映像ばかり見てます。ふと気づくと「シャカラカ・ベイビー」を口ずさんでる自分がいます。そろそろラニのダンスが踊れそうな勢いです。浦井くんのアカーシュも、本当に素晴らしかった…ぜひCDかDVDで残してほしかった! あの伸びやかな高音と惚れ惚れするような低音! でも何かというとふっと頭によみがえるアカーシュの表情は、後半の痛ましい表情ではなく、前半でプリヤを口説こうとして「むふー♡」という感じに笑ってる顔です(笑)。ウザ可愛さ満載でした!!

そして、昨日は「YOSHIO INOUE sings Disney ~One Night Dream!」に行ってきました。ミュージカル界のプリンス(今でも十分プリンスだと思います!)井上芳雄くんが歌うディズニーソング! なんとDisney公式!! しかも1回限りの公演!! 絶対チケット取れないだろうなと思いつつ八方手を尽くして頑張ってみたらなんとか取れまして、二階席の天井近くからでしたが素晴らしい美声と素敵なトークを堪能してきました。開演前になぜかわーっと拍手が起きたので何事かと思ったら、客席にお客さんとして浦井健治くんと山崎育三郎くんが来ていたのですね。MCで、井上くんが「ディズニーコンサートだから神聖な気持ちで臨もうとしていたら、急に客席がざわついて、見たら芸能人みたいに入ってきてる2人がいて!」とネタにしてました(笑)。StarS、本当に仲良しですね!

コンサートは2部構成でした。1部は、去年出たCDアルバム「YOSHIO INOUE meets Disney ~Proud of Your Boy」をなぞる形で、ブックレットに載っていた物語(CDの構成を手掛けた演出家の小林香さんのオリジナル)を、ゲストの坂本真綾さんと一緒に朗読形式で語り、歌でつないでいくという感じだったんですが、素晴らしかった!! 声優もされてる真綾さんがお母さんや友達や恋人を様々な声色で演じ分けていくのもすごかったですけど、井上くんの語りも本当にすごかった! ママの腕の中しか知らなかった小さな子供が、ママに言われた「世界はとても大きい、そして世界は世界よりもっと大きなものを抱きしめている」という言葉の答えを探すために旅に出て、様々な経験をして、友達ができて、友達を見送って、恋をして、そうして立派な大人になっていくという物語なんですが、この成長過程の演じ分けが見事でした。初めは表情も口調も本当に小さな男の子みたいなんです(もう35歳なのに!(笑)) それが、ちょっとずつ育っていくのがはっきりわかる。途中で出会ったイモムシと友達になって、そのイモムシがアゲハチョウになってお別れすることになったときの、「ああ、またね!」という声で私泣きました! 語りの部分は本当に短いんですけど、あの短さでそれでも主人公の男の子の友達に対する気持ちがちゃんとわかるってすごいですよね。好きになった女性に告白するときの真摯な声も素敵でした。そして言うまでもなく、歌が! 本当にもう素晴らしすぎて!! 実は私、ディズニーアニメで育たなかったクチなので、井上くんのCDで初めて知った歌の方が多かったんですが、ディズニーソングの持つ力ってものすごいですね! アナ雪はさすがに観ましたけど、「レット・イット・ゴー」なんて前奏からこちらの感動を煽りまくり! あと、今回「サムデイ」がとても好きになりました。歌としては前から知ってたんですが、今回のコンサートの井上くんの歌い方がものすごく胸にきて。いつか「ノートルダムの鐘」も観てみることにいたします…舞台ミュージカルは観たんですけどね、ディズニー版は全然話が違うそうですね。
井上くんの声は、聴いていて本当に気持ちいいですね。そして感動する。歌の上手い役者さんはいっぱいいて、見目のいい役者さんもいっぱいいて、でもどの役者さんの歌でも感動できるわけではなくて。「ああこの人、歌上手いな、いい声だな」と思ってもその人の歌で泣いたことは一度もないってこともあるわけで。歌への感情の乗せ方なんでしょうか。そういえば私、井上くんが昔出したコンサートDVDのボーナストラックでものすごく泣いたんですよね。「ニーナ」って名前の椅子をめぐる物語形式の歌で、10分以上ある長い歌なんですけど、「もう『お疲れさま』って言おうね」いうところでぼろぼろっと涙が出たのを覚えてます。あれ良かった本当に…見たことない方はぜひ買うと良いと思います、あのDVD。「星に願いを」というやつです。

そして、休憩挟んだ2部はMC満載の通常コンサート形式! ディズニーアニメほとんど見てない、劇団四季も観に行かない人間には「アイーダ」も「ライオンキング」も「美女と野獣」も「リトル・マーメイド」もよくわからないんですが(でも、坂本真綾さんもディズニーあんまり見てないって仰ってた! 「ライオンキング観たことないんです、いえ、大体内容はわかってるんですよ、こう…こう、こういうやつ(たぶん子ライオンを抱き上げる動作)」という真綾さんのお言葉に内心で思いっきりうなずいてたのは私です。うん、私の認識もそのくらい! あと、ものすごーくゆっくり歩くキリン! でも真綾さん、アナ雪も観てないって…「でも『レット・イット・ゴー』は歌えますよ!」って胸張ってましたけど!)、歌として知ってるものは幾つかありまして。でも初めて聴く歌としてもどれも素敵でした。…そうなんですよ、私、ディズニーアニメっていったら、アナ雪の前はなんと「メリー・ポピンズ」(あれはほとんど実写ですけど)まで遡っちゃうんですよ。ポピンズは大好きで、CD持ってるくらいなんですけどね。だから今回、メリー・ポピンズメドレーがすごく嬉しかったです! 井上くんが歌う「チム・チム・チェリー」!「ア・スプーンフル・オブ・シュガー」! 「レッツ・ゴー・フライ・ア・カイト」!そして「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドゥーシャス」!!もうね、これ聴けて本当幸せ!! できれば「フィード・ザ・バーズ」も聴きたかった!! 「アラジン」のジーニーの歌は意外でしたが、これも楽しかったですね。うん、「アラジン」はテレビでちらっと見ましたよ確か。
そして、やっぱりMCコーナーが面白すぎました(笑)。井上くんのちょいちょい入る毒舌と自虐が楽しい(笑)。真綾さんが「リトル・マーメイド」のアリエルの歌を歌った後に、井上くんが王子の歌を歌ったんですが、その後のMCでひたすら自分を王子呼ばわりする井上くんが面白かったです。「僕も王子なので、王子の気持ちがよくわかります。王子というのは常に自分の人生に疑念を持ってるんですよ。王子だっていつものうのうと舞踏会したり、狩りに行ってるだけじゃないんですよ! 恵まれてるけどこれでいいのかなって、いつも疑問に思ってるんです。そしてそれを周りの人に理解してもらえない。…王子だったんです、僕。最近は王子役も来なくなりましたけど。そういう役は、StarSの残り二人にいってるみたいで。いえ、最近はもっと若いのがいますからね、彼らにもあんまり行ってないかもしれませんけど。でも、僕だってまだ頑張れば王子いけると思うんですよ!」と熱く語る井上くん(笑)。35歳は「お兄さん」なのか「おじさん」なのか微妙なお年頃らしいです。
真綾さんとのトークも楽しかったです。普段ツッコミな井上くんにがんがんツッコむ真綾さん!! 真綾さん大好き! 「ダディ・ロング・レッグス」で共演したときは舞台上でほとんど目を合わせなかった(そういう風に進むお芝居なのです)から、今回はライオンキングの「愛を感じて」で見つめ合って歌うのに慣れなくて、リハで真綾さんが全然こっちを見てくれなかったと愚痴る井上くん(笑)。真綾さん、ずっと壁を見ていたそうです。いや、見てあげてくださいそこは。ラブソングなのに! 「ダディ~」はぜひまた再演していただきたいです。真綾さんと井上くんの声の相性って完璧ですよね! MCの相性も!(笑) 「井上さんがお住まいの場所(「なぜそんな遠いところのように言うんですか」と井上くんが突っ込んでましたが)にはたくさん、姫を地で行くような方がいらっしゃるのに、そこから一番遠い人間に今回声がかかってびっくりしました」と真綾さんが仰ってましたが、全然遠くないですよ真綾さん! とっても綺麗だし(ドレスもお似合いでした。段々スカート(笑))、真綾さんの声が持つ力のすごさときたら! 歌自体がもともと持ってる力と相まって、ものすごい相乗効果でしたよ!

「ディズニーと舞台やミュージカルとの橋渡しをしたい」という井上くんの気持ちがあふれた、夢のようなコンサートでした。「向こう岸がどこかもわからないけど、とにかく橋をかけたい」と井上くんは言ってましたけど、十分橋はかかったと思います。とりあえず私は「アラジン」と「リトル・マーメイド」と「ノートルダムの鐘」」のDVDをレンタルします。あ、「美女と野獣」も。次の四季の「アラジン」も観に行こうかな…実は四季の台詞の言い方がちょっと苦手でどうしても避けてしまうんですが。近頃ディズニーランドも行ってないんですが、ひさしぶりに行きたくなってきましたよ。

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プロフィール

水瀬桂子

Author:水瀬桂子
水瀬桂子。
1月21日生まれ。水瓶座のO型。
趣味は観劇、映画鑑賞、読書。旅に出るのも好きです。
おいしいものを食べて、素敵な物語に接していられれば、この上なく幸せです。
三笠書房f-Clan文庫さんより、『妓楼には鍵の姫が住まう-死人視の男-』『妓楼には鍵の姫が住まう-黄泉がえりの人形-』が発売中です。

なお、「水瀬桂子」は「渡瀬桂子」と同一人物です。渡瀬桂子名義の近刊に『少年魔法人形 キスからはじまる契約魔法』『ある日、月の夜に。-わがままな魔女と人狼の騎士-』(ともに一迅社文庫アイリスさんより)があります。水瀬名義は、f-Clan文庫さんが初めてです。こちらは、より趣味っぽい感じのもの用になりそうな予感…。

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