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やっぱり奇跡のような。

2014 - 12/24 [Wed] - 00:19

「星ノ数ホド」をもう一度観に行ったり、「アルジャーノンに花束を」のCDが届いたりと、浦井健治くん漬けな感じで過ごしておりました。「星ノ数ホド」、やっぱり好きだなあ…今ここにある人生は無数の選択肢の一つであり、どこか違う宇宙にはまた違う私がいるのかもしれないと思うと、なんかこう、しみじみと星空を眺めてみたくなったりして(笑)。そういえば、例の膝枕攻防戦は、もしや「最初のデートの後」のifのうちの一つだったのでしょうか。何回かデートを重ねた後のシーンだと思ってましたが、最初のデートの後に気まずい感じになる方の選択肢だと下手側のソファで、お酒飲みながら親密にお話する方の選択肢だと上手側の椅子なのかなと。相変わらず可愛い膝枕攻防戦…「私達、単なる素粒子なんだもの」と言い放つマリアンに対して「やべえ、君が言うとチョーカッコイイ」と述べるときのローランドの口調も好き(笑)。マリアンの病気が軽かったとわかるシーンは、なんか涙出たなあ…他のifをすでに観ちゃってる分、余計に辛かった。最初にローランドに声をかけるのもマリアン、一度別れた後に再びローランドを誘うのもマリアンなのに、ラストシーンでもう一度再会のシーンが来たときにはローランドがマリアンを誘うというのが、「これは前のとは別の選択肢だから、2人にはきっと違う未来があるはず」と思わせてくれて、いいですよね。うん、幸せになってほしいです、本当に。
「アルジャーノンに花束を」のCDも、すごく良かったです。スタジオ録音なのに、台詞も大部分入れてくれてるんですよ。ああ、舞台の記憶がよみがえる…CDだけでも十分泣けます。買って良かったこれ!

そして、そんな浦井くん漬けな日々から一転して、本日は井上芳雄くんの「モーツァルト!」をもう一回観るために帝劇へ。一回目は割と前の方の一階上手側端っこの席で、育三郎くん版で観たときは一階中列下手側のやっぱり端の方の席で、今回は二階のセンター席。右からも左からも正面からも舞台を堪能した気分です(笑)。二階から観ると、画としての舞台の美しさがよくわかりますね。キャストの配置とか動き方とか照明とか。
やっぱりこのお芝居、何度観ても奇跡のようですね! キャストの方々、皆様絶好調でしたし! 井上くんの声は何度聞いても輝かしく、そしてヴォルフガングは愛すべきお馬鹿さんで天才でした(笑)。東京千秋楽の前日ということで芝居がノッていたのか遊びが増えた感じでしたね。居酒屋で抱え上げられてぱかーんと脚を広げさせられたときに、なぜか両手で股間を隠す井上くんがおかしかったです(笑)。なぜなの!? 「並の男じゃない」の歌のときは、途中のタメでタメすぎたのか、歌に戻ったときに自分で笑っちゃってましたね(笑)。自由に軽やかにのびやかに、でも繊細に、演じるというよりは本当にこの人こんな人なんじゃないかと思わせる自然さでヴォルフガングとして舞台に立つ井上くんがとても素敵でした。お父さんにウィーン行きを反対されたり、コンスタンツェに去られたりしたときに、こらえきれない感じに泣き声を上げる様がとても好き…すぐ泣いちゃう子供のまま大人になった感じがすごくして。でも、コンスタンツェが去ってピアノばーんってするくらい泣くのに、その直後に「魔笛」を仕上げたときにはもうにこにこしてるのが…天才ってきっとこんな生き物なんでしょうね。レクイエム作曲のシーンはあらためて育三郎くんと比べながら観てみたんですが、育三郎くんがちょっと書いてはすぐぐしゃぐしゃするのに対し、井上くんはひたすら書いて、これぞというものができたとばかりに楽譜に口づけまでして、でもその後に「やっぱこれ全部駄目だ」とばかりにどれもこれも丸めたり破り捨てたりするんですね。うう、なかなか進まないのも辛いけど、書き溜めた末に全ボツも辛い…。
それにしても井上くんは本当に手足が長くてかっこいい人ですね! でも、なんかどんどん痩せていきませんかこの方。ヴォルフガングのシャツが半分脱げる度に腕やら肩やら注視してたんですが(すみません)、あまりにも細いなあと! ところで井上くん、女の人とらぶらぶしてる最中にお父さん来ちゃって半脱ぎで現れるシーンで、脱げた片袖を思わずという感じで腹に巻き付けるのはなぜ…いやあの、そこ隠してもさあ…。

平野綾ちゃんのコンスタンツェもやっぱり好きだなあ。愛らしくいじましく、だからこそ痛々しいコンスタンツェ。「ダンスはやめられない」で、サビを歌い上げた直後にひいっと大きくしゃくりあげたのが本当に可哀想で可哀想で…こっちまで泣けてきてしまいますよあれ。セシリア達の襲来に疲れ切ってぐったりするヴォルフガングを抱きしめる様とかも大好き。ヴォルフガングのことを本当に愛してたんだろうなと。なのに、レオポルトの訃報で錯乱したヴォルフガングが、自分を抱きしめてくれるコンスタンツェではなく音楽を選んでしまうのが辛い。全然コンスタンツェのこと見ないんですよね、あそこのヴォルフガングって。悪妻ということにはなってますが、結構コンスタンツェに感情移入して観てしまいます。でもコンスタンツェ、「一体誰が片づけるの、主婦なんてできない」と歌いながらちらかった部屋を見回した末にさらに自分もちらかすのはどうなんだ。いや、大好きですけどあのシーン。結局その直後に出てくるコロレドさんのお宅のメイドさんが全部片づけてくれるという(笑)。
山口祐一郎さんのコロレド大司教も、どこまでも絶好調で! 赤と金の衣装が本当に眩しい(笑)。楽しそうですよね、声の伸びも素晴らしいですし。そろそろ「ダンス・オブ・ヴァンパイア」を再演してくれませんかね、山口さんの伯爵が観たいですよ。馬車でごっとんごっとん揺られながら道端の人々に手を振る様が妙に可愛らしく、その直後のトイレのシーンは可愛らしいを通り越して愛らしい(笑)。このシーンはアルコ伯爵までもが愛らしい(笑)。そういえば私、アルコ伯爵がプラター公園で胴切りされるシーンが大好きですよ。あそこもどんどん遊びが増えてるような気が。
吉野圭吾さんのシカネーダーも、本日も大変輝いてました! 私、シカネーダーが帽子を取り出す瞬間をどうしても見逃してしまう…あれ、どこから出してるんですか? 今回、「チョッピリ・オツムに、チョッピリ・ハートに」は吉野さんに可能な限り注目しておこうと思ったのですが、その周りで走り回るヴォルフガングが妙なポースで跳ねたり180度開脚したりするものだから、気になっちゃってついそっちに目が…。そういえば「魔笛」公演成功後にシカネーダーがヴォルフガングと抱き合うシーン、シカネーダーの抱きつきぶりがさらに熱烈になってた気がしましたよ。井上くんの体にがっと片脚絡みつかせてましたよ、激しいな!

とりあえず、DVDが届くまで記憶だけで補完できるくらいには焼き付けてまいりました(笑)。 
そして今回は東京千秋楽前日ということで、一足先に千秋楽を迎えるキャストのために特別カーテンコールがありましたよ。平野綾ちゃん! 井上くんに紹介されて喋り出した途端、あまりにも本編と違いすぎる可愛らしいアニメ声に客席から思わず笑いが(笑)。「ギャップ? どっちが本当の声なんですか?」と尋ねる井上くんに、「え、今、割と普通に話してたんですけど…」と困った顔で笑う平野綾ちゃんが大変可愛かったです! そして、DVD予約のことや大阪公演のこと、はては井上くんのヴォルフガングは今回が最後ですよとか育三郎くんのヴォルフガングのことにまで言及して、至れり尽くせり気配り満載なトークをする綾ちゃん(笑)。あまりの気配りぶりに、山口さんが途中で頭を下げてました(笑)。そしてもう1人、今日が楽日となったアマデ役、日浦美菜子ちゃん! アマデ役はマイクがないからと、美菜子ちゃんの隣にしゃがんでキスせんばかりに顔を近づける井上くん(笑)。井上くんのマイクを借りてご挨拶した美菜子ちゃんの声のまた可愛いこと可愛いこと! アマデの演技は、そういえば美菜子ちゃんの方が柿原りんかちゃんよりも表情があった気がしました。どっちのアマデもすごく良かったですよね。そしてあらためて井上くんの御挨拶、「今回で僕がヴォルフガングをやるのは最後なわけですが、僕は今日、公演中に奥歯の詰め物が取れまして、『ついに終わるんだな』という感じがしました」…いやあの、それはなんか違わないかな!(笑) 
ラスト、井上くんと美菜子ちゃんの2人だけで最後のごあいさつに出てきたときには、2人ともサンタの帽子をかぶってました! 可愛いー! わーっと走り回ってあいさつした後、「よし、帰るぞ!」と井上くんが美菜子ちゃんをおんぶし、「サンタ来ちゃうっ!」と言いながらわーっと走ってはけていきましたよ。可愛いな本当に!

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プロフィール

水瀬桂子

Author:水瀬桂子
水瀬桂子。
1月21日生まれ。水瓶座のO型。
趣味は観劇、映画鑑賞、読書。旅に出るのも好きです。
おいしいものを食べて、素敵な物語に接していられれば、この上なく幸せです。
三笠書房f-Clan文庫さんより、『妓楼には鍵の姫が住まう-死人視の男-』『妓楼には鍵の姫が住まう-黄泉がえりの人形-』が発売中です。

なお、「水瀬桂子」は「渡瀬桂子」と同一人物です。渡瀬桂子名義の近刊に『少年魔法人形 キスからはじまる契約魔法』『ある日、月の夜に。-わがままな魔女と人狼の騎士-』(ともに一迅社文庫アイリスさんより)があります。水瀬名義は、f-Clan文庫さんが初めてです。こちらは、より趣味っぽい感じのもの用になりそうな予感…。

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