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ホームズとかダディとかX-MENとか。

2014 - 06/23 [Mon] - 00:49

ミュージカル『シャーロック・ホームズ』のDVDや『ダディ・ロング・レッグズ』のCDが次々届いて、自宅でミュージカル気分ですよ。ホームズDVD、橋本さとしさんが本当にかっこいい…! そして浦井健治くんの双子演じ分けが本当に素晴らしい…! コメンタリーも爆笑ものなので、大変オススメですよこのDVD。さとしさんと一路真輝さんのボケ具合が浦井くんを上回っているので、どこまでもそれていく話を浦井くんが引き戻すという流れがなんだか新鮮(笑)。裏話も色々聞けて、とても楽しかったです。まさかベッドでキャサリンがアダムに向かって「手羽先」と囁いていたとは!(笑)
ダディCDも素敵でした。スタジオ録音で台詞はほぼ入ってないですが、井上芳雄くんと坂本真綾さんの声の魅力を満喫できる素晴らしいCD。届いて以来、移動時間にずっと聴いてます。でも何度聞いても「彼女の愛とは」でジャーヴィスが歌う「買える星さえ♪」の歌詞が一瞬「帰る星さえ♪」に脳内変換されて、坊ちゃまどこの星の出身!?と思いそうになる自分がいます(笑)。

あ、でも、TSUTAYAから『V/H/S ネクストレベル』も届いたので、そちらも満喫。パート1は劇場で観たんですが、2は予定が合わなかったんですよー…いやこのシリーズ本当に出来がいいですね! オムニバス形式で1本1本の出来がとても良い。ゾンビ目線のPOVとか楽しすぎる! 謎の団体に取材に行く話が滅茶苦茶怖い上にトンデモすぎる!! ああええとすみませんホラー映画の話です、ミュージカルも好きですがホラーも大好きなんですよ!

そしてこちらの映画もやっと劇場に観に行けました、『X-MEN:フューチャー&パスト』。『X-MEN』シリーズはそういえば一番最初のやつからずっと映画館で観ています。最初は後輩に誘われて観に行き、2は自発的に観に行ったんですがこれが無茶苦茶面白くて、以来ずっと大好きなシリーズです。
というわけで、感想です。ネタバレしますよー。

映画が始まると、映し出されるのはとんでもなく荒廃した未来世界。2023年、人類は滅亡の危機にさらされている様子。ミュータント対策で政府が採用した究極のロボット「センチネル」が、ミュータントを生み出す人類をもターゲットとし始めたのが不幸のはじまり。人類にはセンチネルに対抗する手段はなく、ミュータントでさえ彼らには太刀打ちできない。センチネルの仕組みには、どんなものにも変身できるミュータント「ミスティーク」のDNAが採用されているため、相手のミュータントの性質に応じてセンチネルは自在に自らを変身させることができるのです。生き残ったX-MEN達は、ある賭けに出ることにしました。それは全てのはじまりとなった1973年に仲間を送り、センチネルの開発者であるトラスク博士をミスティークが暗殺した事件を阻止すること。過去を変えれば未来も変わるのです。とはいえ、そんな大規模なタイムトラベルを普通の者が行えば、精神が破壊されて死んでしまいます。でも彼らには、「どんな傷でもすぐ治る」仲間がいました。そう、不死身の男ウルヴァリンことローガン。1973年に送られた彼がなすべきことは、袂を分かった若き日のプロフェッサーXとマグニートーに手を組ませ、ミスティークを止めること。だがしかし、いざ1973年に行ってみれば、プロフェッサーことチャールズはやさぐれまくってるし、マグニートーことエリックはペンタゴンの地下深くに捕らわれてるし、エリックを救い出してみたら今度はやっぱりチャールズと意見が合わず仲違いするしで、もーこの人達どうすればいいの!? しかも過去に飛ばされる前にローガンは「いい? 過去に行ったら、なるべく興奮しちゃ駄目よ。感情が高ぶると過去と未来の狭間で迷うかもしれない」と言われていたのですが、平常心を失うことにかけてはこの男の右に出るものはあまりいないわけで。案の定、過去でローガンは彼の最大のトラウマの源であるストライカーとご対面! 若い上にイケメンすぎてローガンに悪いことしたときと別人すぎるけれど、一瞬でそれがストライカーであると見抜くローガン! すべてはローガンにかかっているのに、1973年から意識が離れかけるローガン! その頃2023年では、もはや逃げることもできないX-MEN達にセンチネルの大襲撃が!! はたして過去は、そして未来は救われるのでしょうか…というお話。

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』が楽しすぎたので、それに出てきた人たちががんがん出てくる今作は、新旧キャラ両方観られて美味しすぎる出来でした! ああそれにしても、マグニートーを演じているときのイアン・マッケラン様の素敵ぶりときたらもう…サーの一番のはまり役はこれだと思うのです私。マグニートーの戦闘シーンのかっこよさ!! 戦ってなくても立ってるだけで漂う威厳!! そしてマイケル・ファスベンダー演じる若き日のエリックのかっこよさもたまらない。頼むから例の趣味の悪いヘルメットかぶるのはやめてねと思ってたのですが、途中でやっぱりかぶっちゃいましたね。球場をまるごと宙に浮かせて即席UFOにしちゃうとか、やることがいちいち無茶苦茶すぎますけど、そんな貴方が大好きです私。ところで彼がヘルメット奪還しに行ったときに横に飾られてた羽根はおそらくエンジェルの…ミスティークがトラスク博士の研究所に潜入してかつての仲間の死体写真を見つけるシーン、辛かった…うわああバンシーまで!

今回は『ファースト・ジェネレーション』に続いてミスティークことレイヴンの心情がかなり描かれているんですが、ストーリーの中ではちらっとしか語られていない『ファースト~』後の彼女の孤独な10年を思うと泣けますね。『X-MEN』シリーズの中で一番好きな女性キャラを挙げろと言われたら、『X-MEN2』以降であれば私は必ずミスティークと答えるんですが。だって彼女、本当に魅力的なんですもの。強く、美しく、有能で、茶目っ気もあり、そして悲しい。今作でも、エリックに撃たれた足の治療のために普通の人間に化けて病院に行くシーンで、ニュースで報道されてる自分の本来の姿を見つめるレイヴンの表情が大変胸に痛い…『X-MEN』シリーズが一貫して描き続けてきた「他の人と違うがゆえに差別され虐げられるもの達」の悲しみを一番背負ってるのが彼女なんですよね。1作目のローグの「触れると相手のエネルギーを奪ってしまうので、決して素手では他人に触れない」というのも悲しかったですけど、レイヴンの場合はもっと直接的な問題で。今作の後の彼女がどうなったのかが気になります。

ローガンは、今回はやんちゃな若者達を教え諭し導く大人役。でも彼自身相当無茶な性格なので、いまいち導ききれてない(笑)。でもかっこいいから全てを許します。ウルヴァリンの肉体美を、後ろ姿からでしたが余すことなくすべて愛でられたのでOKです。それにしてもびっくりなのは、途中でマグニートーにふっとばされて川に落ちて溺れてしまったので一番大事なクライマックスを彼自身目撃できてないことですよ。溺れて気が付いたら未来に戻っててオールオッケーか! でもローガンを通してチャールズが未来のチャールズと語り合うシーンはちょっと泣けましたね。泣けたんですけどそのときチャールズが「…ああ、未来の僕の毛髪は一本残らず絶滅しているのか…」とショックを受けなかったか心配にもなりましたよ(笑)。 

他のミュータント達も魅力的なキャラばかり。ペンタゴンに捕らわれたエリックを奪還するシーンで活躍するクイックシルバーはすごく美味しいキャラでしたね! ほぼ『SPEC』のニノマエくんでしたけど! 終盤のシーンで、彼が妹らしき女の子を抱えて、ソファに座って食い入るようにエリックの襲撃の中継映像を見てるところが、すごく印象的でした。
未来のX-MENメンバーの中では、ブリンクが大変可愛くてよかったです! 新キャラではないですがキティも可愛い。でもキティ役のエレン・ペイジは、見る度に『ハードキャンディ』の赤ずきん姿が思い出されて…いやだって怖すぎたものあの映画!

ラスト、未来に帰ったローガンが、前と変わらぬ幸せなエグゼビア学園の風景にぼんやりと見入るところが大好きです。まるで夢を見ているかのような気分で、己が変えた未来を見つめるローガン。でもこの幸せな未来にもジーンはいないんだよなあ…と思っていたら、向こうの方に赤毛の美女の姿が!! えええ、ジーン!? ジーンがいる!! ミスティークが化けてるのかと一瞬思いましたが、なんとその横にはスコットまで!! うわあ未来ってば大サービス大盤振る舞い!! よかったよかった、本当によかった!! 
大満足の映画でした。このシリーズ、キャラが本当に魅力的なんですよね。DVD早く欲しいー。

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プロフィール

水瀬桂子

Author:水瀬桂子
水瀬桂子。
1月21日生まれ。水瓶座のO型。
趣味は観劇、映画鑑賞、読書。旅に出るのも好きです。
おいしいものを食べて、素敵な物語に接していられれば、この上なく幸せです。
三笠書房f-Clan文庫さんより、『妓楼には鍵の姫が住まう-死人視の男-』『妓楼には鍵の姫が住まう-黄泉がえりの人形-』が発売中です。

なお、「水瀬桂子」は「渡瀬桂子」と同一人物です。渡瀬桂子名義の近刊に『少年魔法人形 キスからはじまる契約魔法』『ある日、月の夜に。-わがままな魔女と人狼の騎士-』(ともに一迅社文庫アイリスさんより)があります。水瀬名義は、f-Clan文庫さんが初めてです。こちらは、より趣味っぽい感じのもの用になりそうな予感…。

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