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Mon STARS Concert ~Retuerns~

2016 - 02/15 [Mon] - 01:35

今日は随分と暑かったですねー。春一番。近頃すっかり冬眠モードだったうちの猫は、春が来たと勘違いしたのか、夜中だというのに遊びに出かけてしまいました。おーい、私が寝るまでに帰ってきておくれ。

それはともかく、「Mon STARS Concert ~Retuerns~」を観てきました。東京グローブ座にて。ミュージカル界の若手プリンスが組んだユニットがStarSなら、こちらは橋本さとしさん、石井一孝さん、岸祐二さんというミュージカル界の素敵おじさま方が組んだユニット。前回のコンサートのときはチケットがとれなかったのですが、今回はとれました! やーもう、さすが歌が上手い! そして面白い!! ミュージカル界の人達って、どーしてこうもトークが面白いのか!!(笑)
というわけで感想です。ネタバレしますよー。

舞台上には、赤、青、黄のライト。さとしさんが赤担当、カズさんが青担当、岸さんが黄色担当なのですね(笑)。最初に舞台に出てきた三人の衣装は、ミュージカル「三銃士」をイメージしたもの。歌も勿論「三銃士」から。ところが実は私、「三銃士」を観てなくてですね…いやあの、当時はまだあまりミュージカルを観る人じゃなかったんですよ。今思うと本当にもったいないことしたなー!! 観とけばよかった!! この三人がユニットを組むきっかけとも言える舞台だったのに! 
何しろ三人ともミュージカル界を支えまくってる方々。ジャン・バルジャンだったり、ジャベールだったり、エンジニアだったり、クリスだったり、ジョンだったりした方々なわけですよ。というわけで、歌う曲も「レ・ミゼラブル」や「ミス・サイゴン」の名曲の数々。「ブイ・ドイ」も「ワン・デイ・モア」も「命をあげよう」も本当に素晴らしかった…三人とも、とにかく歌が上手いし声がいい。さとしさんの力に満ちた声も大好きだし、カズさんの声はいつ聴いても光を感じるし、岸さんの深くて厚みのある声も素晴らしすぎる。なのに、なのにですよ、何なんだろうこの面白すぎるおじさん達!(笑) レミゼの名曲「ワン・デイ・モア」の前奏が流れ出したと思ったら、いそいそと舞台中央に置かれた段ボールに駆け寄るおじさま方。次々取り出される衣装と小道具。カズさんは割とずっとマリウスでしたが、その横で岸さんがコゼットになったり、さとしさんがエポニーヌになったり! エポニーヌ帽かぶって、マリウスなカズさんに「振り返って!」と熱烈アピールするさとしさんが大変面白かったです。岸さんの裏声コゼットもすごかったですね。さらに岸さんはジャベールになったりアンジョルラスになったり、さとしさんもおたま持ってテナルディエ夫人になったり、なんかもう滅茶苦茶忙しい!(笑) 見事な美声と歌唱力に聴き惚れていたいのに、目の前の光景がおかしすぎて笑ってしまう!! 終わった後、一番衣装替えが多かった岸さんが疲れ切ってへたり込んでました(笑)。 同じくレミゼのバルジャンとジャベールが対決するときの歌は、カズさんとさとしさんのWバルジャンが交代で岸ジャベールと対決してましたが、さとしさんはナイトキャップかぶってさりげなくファンテーヌにもなってましたね。いや、そんなでかいファンテーヌいないから! しかも途中でナイトキャップ脱ぎ捨ててしれっとバルジャンになるし!

合間合間のトークでは、これまで踏んできた舞台の裏話もたくさんありました。さとしさんが舞台上でやらかしちゃった話は、いつ聞いても「え、それ、その後どうごまかしたんですか…」という感じですね(笑)。でも、レミゼでバルジャン役やったときに、銀のコップとパンだけ盗んで逃げるはずが、うっかり銀の燭台まで持って逃げてしまったという話が一番すごかったかもしれない…いや、それ、司祭様がバルジャンに対して「あなた、一番大切なものを持っていくのを忘れましたね」と言って渡してくれる大事な品でしょう…仕方ないから司祭様、手ぶらで出てきたらしいです(笑)。その後のシーンで、銀の燭台を見つめながら己のしたことを悔いてバルジャンは歌うわけですが、そのときはさとしさん、「これ俺が持って逃げたんだよなあ…」と何の感慨もない気分で燭台を見つめてたそうで。あと、「ミス・サイゴン」でカズさんがクリスだったとき、ラストで死んだキムを抱きしめてクリスが泣くシーンで、カズさんの鼻から涙ではない体液がたらーっと流れ落ちるのをエンジニア役だったさとしさんが目撃した話もすごかったです。そのときのキムは知念ちゃんだったらしいですが、さとしさんがはらはらしながら見守る中、カズさんがが「キームッ!」と絶叫した瞬間についにその体液は知念ちゃんの額にぴっしゃーと到達したそうで…ね、熱演だったんですね、カズさん!(笑) あと、カズさんがレミゼでマリウスだったときに、二幕冒頭で指輪してくるの忘れて慌てて取りに戻り、その後スローモーションな動きで「あったよー指輪ー」と満面の笑みで舞台上に戻ってきた話も笑えました(笑)。舞台上って色々ハプニングが起こるんですね!

披露されたのは、勿論ミュージカルの歌だけではなく。途中の昭和歌謡コーナーもすごかったです。ジャニーズメドレーにびっくりですよ(笑)。まさかの「パラダイス☆銀河」…彼らが光GENJIな格好でローラースケート履いてよたよた現れたとき、思わず「こ、転ぶからやめて!」と心の中で絶叫しましたよ私(笑)。さとしさんと岸さんはよろよろしながらも一応滑ってましたが、カズさんが舞台上で不動なのでどういうことかと思っていたら、カズさん本当に滑れなかったんですね(笑)。歌い終わって他の二人が引っ込んだ後もそのまま取り残され、「だ、誰かー…」と助けを呼ぶカズさんの心許なげな顔が忘れられません(笑)。慌てて出てきたスタッフさん達がカズさんを椅子に座らせ、ローラースケート脱がせてました。そしておじさま達はその後も全力でシブがき隊やら少年隊やらを全力で歌うという(笑)。他の昭和歌謡では、岸さんのルパンが滅茶苦茶テンションあがりました! これ、CDにしてくださいよー! ちゃんとルパンな衣装着て、ルパン三世のテーマを熱唱する岸さん! うわー、岸さんの声でこれ聴けて本当に幸せ! その後のさとしさんの西城秀樹もすごかったです(笑)。さとしさんはKISSのポールのお面かぶったりもしてましたね。呼吸できなくて死にそうになってましたが(笑)。

私が観た回のゲストは壮一帆さんでした。うわあ、すらりと背が高くてかっこいい! 岸さんとの「アラジン」デュエット、素敵でしたね。途中、カズさんがしれっと通りすがるふりをして割り込んでましたけど(笑)。
次回、リターンズリターンズなのか、リターンズネクストなのか、リターンズ2なのかはわかりませんが、またMon STARSコンサートがあったらぜひ行きたいです。とにかく楽しかったー!

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プロフィール

水瀬桂子

Author:水瀬桂子
水瀬桂子。
1月21日生まれ。水瓶座のO型。
趣味は観劇、映画鑑賞、読書。旅に出るのも好きです。
おいしいものを食べて、素敵な物語に接していられれば、この上なく幸せです。
三笠書房f-Clan文庫さんより、『妓楼には鍵の姫が住まう-死人視の男-』『妓楼には鍵の姫が住まう-黄泉がえりの人形-』が発売中です。

なお、「水瀬桂子」は「渡瀬桂子」と同一人物です。渡瀬桂子名義の近刊に『少年魔法人形 キスからはじまる契約魔法』『ある日、月の夜に。-わがままな魔女と人狼の騎士-』(ともに一迅社文庫アイリスさんより)があります。水瀬名義は、f-Clan文庫さんが初めてです。こちらは、より趣味っぽい感じのもの用になりそうな予感…。

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