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レミゼといけぶくろんどーん!

2015 - 05/13 [Wed] - 01:22

気がついたらGWが終わっております。結構長めの連休だったはずなのに…あれ、おかしいな…何してたっけ…?

【答え】
風邪ひいてました。

連休前から、どこへ行ってもげほごほぐすぐすはっくしょいな方が多いなとは思ってたんです。電車の中とかも。それをばっちりもらってきてたらしく、連休初日から立派な風邪っぴき状態で。もうね、連休中に消費したティッシュの量がものすごい(笑)。症状も久しぶりにフルコース満喫な感じでしたよ!(泣)

あ、でも、ラスト2日はなんとか回復したので、お出かけしました。まずは帝劇に「レ・ミゼラブル」を観に行きまして。バルジャンがヤン・ジュンモさんでジャベールが岸祐二さん、ファンテーヌが和音美桜さんでマリウスが原田優一くん、エポニーヌが昆夏美ちゃんでアンジョルラスが上原理生くん!! 素晴らしかったー…ヤン・ジュンモさんの歌声、本当に素晴らしい!! 岸さんのジャベールもかっこよかったです。岸さん好きなんですよー。和音さんのファンテーヌはとにかく泣かせるし、昆ちゃんのエポニーヌは可愛いわ可哀想だわでもうどうすればいいのか!! 原田くんのマリウスもすごく良かったです、「カフェ・ソング」泣けた!! あと私、バルジャンがマリウスに己の正体を打ち明けるシーンでの、マリウスの様子が好き(笑)。「おお? 義父さんが何か語り始めたぞ? よし、聞くぞ!」という感じに、なんか緊張しつつもわくわくした顔で両膝に手を置いて座る原田くんが可愛いんですよ。でも、話が進むにつれて、それがどんな内容なのか理解して、みるみる表情が変わっていく様がとても良い。そして上原くんのアンジョルラス!! 前回も彼のアンジョルラスを観ましたが、もうとにかくかっこよくて頼りがいがあって歌が上手い!! この人についていけば革命成功しちゃうんじゃないかって思わせる、男らしい背中!! いや、成功しないのわかってるんですけど! ガブローシュが死ぬシーンは今回も号泣でした。
あ、あと、テナルディエ夫妻のシーンがとても好きなんです(笑)。萬谷法英さんのテナルディエに、谷口ゆうなさんのマダム! 以前観た森公美子さんのマダムはコミカル部分が強かった気がしますが、谷口さんのマダムは迫力がすごい! でもやっぱりちょっと面白い(笑)。テナルディエの宿屋のシーンが特にいいんですよね、ものすごく色んなことが次々起こるので観てる方も大変なんですが、おかしさと強かさと逞しさと卑しさが同居してて、割とひどいことばっかりしてるのにとても笑えるシーンになってるという。
しかしレミゼ、あらためて観ると、展開がめまぐるしい…特に一幕。次々場面が進んで、魔法のように舞台装置が転換されます。スタッフさんもすごいですよね、本当に。

そして、連休ラストは、「シャーロック・ホームズ2~ブラッディ・ゲーム~」を観に池袋の東京芸術劇場へ。池袋にまたしてもロンドンが出現です、いけぶくろんどんです(笑)。一作目が大好きで、その続編と聞いたらもう絶対観たくてたまらなかったのです。しかも題材は切り裂きジャック! 今回、エドガー役が小西遼生くんと良知真次くんのWキャストだということで…はい、両方観ました。連休ラストは良知くんのラチガーで、小西くんと良知くんとマリア役の秋元才加さんのトークショー付き。小西くんのコニガーは、連休終わってから観に行きました。
というわけで、ここからはいつも通りの感想です。推理物な上にまだ福岡と兵庫公演が残ってるので、なるべくネタバレはしない方向にしますが、これから観る方はスルーされた方が良いかもですよ。

1888年ロンドン。切り裂きジャック事件に怯え、人々は神の救いを求めて次々と教会へ詰めかけています。切り裂きジャックとほぼ時を同じくしてロンドンに現れた盲目の聖女マリアは、その慈悲深い心をもって人々を救おうと祈りを捧げていました。そんな彼女に影のように寄り添う青年の名はエドガー。彼の手には銀色に光るナイフが握られていましたが、マリアにはそれが見えません。マリアはひたすらに優しくエドガーに接し、ぼろぼろに傷ついた彼を抱きしめるのでした。
さて、その頃、我らがシャーロック・ホームズはワトソンと共にやんごとない御方の命を受けてフランスに行っていました。が、ホームズの心はフランスにいる頃からすでにジャックで占められていました。ホームズは、この事件には宗教的な思想がからんでいると気づきます。そして、5件の事件を起こしたジャックはもう現れないかもしれないことにも気づいたのでした。ロンドンに戻ったホームズは、程なくしてアーノルド・ハパという男こそが切り裂きジャックであると言い、レストレード警部に彼を逮捕させます。ところが、ロンドンの街ではまたしても残忍な殺人事件が。ジャックが復活したのです。殺されたのは孤児院の院長、壁にはマタイの福音書を指し示す暗号が血で記されていました。被害者の書斎には孤児院には似つかわしくない高価な絵が飾られ、隠し扉の中からは鞭と孤児達の名簿が発見されます。ホームズは言います、「面白い!」 ホームズはワトソンと共に捜査を進めます。
けれどそこへ、バーミンガム警察から派遣されてきたクライブ・オーウェン警部が現れます。クライブはジャックとして死刑になったはずのアーノルドがまだ生きていることを突き止め、ホームズが警察と市民を騙していたことを暴きます。クライブに逮捕されるホームズ。でもクライブの目的は、ホームズの逮捕ではありません。ホームズを利用してジャックを捕まえ、己の名声を高めること。ホームズがアーノルドを偽のジャックに仕立てることで本物のジャックをおびき出そうとしていたことに、クライブ警部は気づいてたのでした。クライブはホームズと共に推理と捜査を進め、やがてジャックの犯行予告を示す暗号を見つけます。暗号を解き、被害者と予告されていた女優のいる劇場へ駆けつけますが、彼女は舞台上で殺されてしまい、ホームズもまた毒を盛られます。ワトソンの働きで一命をとりとめたホームズのもとには、新たな殺人予告。またしても犠牲者を救えなかったホームズは次第に追い詰められていきます。推理は完璧のはず、なのになぜ? やがてワトソンやレストレードの心さえもホームズから離れていき、一人になるホームズ。そしてついにジャックの手はワトソンにまでのびるのでした…――。

本当にもうこのミュージカルは、ホームズ役の橋本さとしさんの魅力満載ですね! 可愛くお茶目で、でもかっこよくて、色気もあって、そして圧倒的な歌声!! ああさとしさん大好き!! 一路真輝さんのワトソンとのコンビも、本当に素敵です。一路さん、アッパースワンダムでインドな感じのお衣裳で歌って踊るシーンがすごく可愛かったですね! あんまりああいう一路さんを観たことがないもので新鮮だったこともあるんですが、ご本人もとても楽しそうな感じで(笑)。でも、一作目にあったホームズへのほのかな恋心的な色は、今回はあんまり見えなかったような…何しろ今回、ホームズとワトソンが一緒にいるシーンがちょっと少ないですからね…でも、アッパースワンダムで変装して二人で貧乏夫婦役するシーンとかすごく面白かったですね! もじゃもじゃかつらに出っ歯をつけたさとしさんに、ぼろぼろ衣装でげほごほと結核の真似をする一路さん(笑)。2人が変装を解いた瞬間、竹下宏太郎さん演じるテイラー・バトラーが、「あれ、出っ歯は…ハンサム。(一路さんを見て)…美人!」と言うのがすごく面白い。宏太郎さん、台詞を言うときの間が絶妙なんですよね。
一作目の、事件を解いても誰も幸せにならないと苦悩するホームズも素敵でしたが、今回の追い詰められたホームズも素敵でしたね。なぜ切り裂きジャックというモンスターが生まれてしまったのか、彼の過去を、ジャック自身とホームズが共に演じるあのシーンがすごく好き…本当に、圧倒されます。ジャック役の方も素晴らしい歌唱力と演技力なんですが、さとしさんの力に満ちた声がそこに重なると、ものすごく胸にきて。ああ、大好きだなあ、さとしさん。でも、ヤングチームのトークショーで秋元才加ちゃんも言ってましたが、孤児院の院長が殺された様を推理で再現するシーンで、鞭を振り上げた院長の前に跪いて両腕を広げて「もっと! もっと強くでしょう!」と叫ぶ様はちょっとすごかった(笑)。才加ちゃん曰く「あのシーン、エロい!」とのことでしたが、はい、何か違うお芝居が始まってしまったのかと思いましたよ私(笑)。

クライブ警部役は、別所哲也さん。あ、そういえば舞台で観るのは初めてでした。元ジャン・バルジャンだけあって、この方も素晴らしい歌唱力。演技も素晴らしかったです。過去回想シーンで一瞬で表情が変わるのが、舞台ならではの時系列の飛びを自然なものとして見せていて。今回、ホームズはクライブと一緒にいるシーンが割と長かったのですが、このコンビも面白かったですね。逮捕されたホームズが手錠をいじくり回した末に勝手にはずしちゃうのを見て、穏やかな口調で「はずせたのなら、戻せるね?」と言ったり(笑)。2人が伯爵邸跡でジャックの暗号を解くシーンも面白かったです。推理合戦! さとしさんと別所さんの歌声が重なるのを聴けるのって、実はとても貴重な機会のような気が。Wバルジャン!
エドガー役2人は、全くタイプの違う役者さんで。良知くんのラチガーは、才加ちゃんも言ってましたが「情熱を抑えきれてない感じ」。良知くんのお芝居って、なんだかいつも底の方で炎が燃えてる感じがありますよね。ちょっとぎらついた感じがあるというか。でもやんちゃで可愛い雰囲気もあったりして、ラチガーとマリアだと、マリアがまるでお姉さんみたいに見えます。才加ちゃんも可愛いって言ってましたよね、「なんか子犬みたい」って(笑)。それについて小西くんが良知くんに「わんって言ってごらん」と言ってたのがすごく面白かったですよ。「言わないよ!」って憤慨する良知くん可愛かった! 小西くんのコニガーは、影のように静か。動くときにあんまり空気が動かない感じ。トークショーで、エドガーに襲われる女性を演じていたまりゑさんが言ってましたが、「コニガーは、気づいたら後ろにいて、すごく怖い」のだそうで。確かに、音もなく忍び寄ってくる殺人者という感じ。でも、体に回してくる腕はソフトで優しいのだそうです(笑)。それに対し、ラチガーが襲ってくるときは、カーテンをめくる時点で「ばさあっ!」と音がするとか(笑)。そして、大変力強く腕を回してくるので、お腹が「うっ!」となるそうです(笑)。おかげでまりゑさん、カーテンの裏にさらわれた後にずっと笑ってたそうで、あんな怖いシーンなのに裏ではそんなことになってたなんて!(笑)。良知くんは、血の付いたコートを舞台袖に向かってものすごい勢いで投げ捨てるので、それを受け止めるスタッフさんは毎回ドッジボールをお腹で受けた人みたいに「うっ!」となってるそうですよ(笑)。
そんな俳優さんの裏話はさておき、エドガーは本当に切ない役ですよね。エドガーが歌う「血の紋章」という歌がすごく好き。タイトルは大変物騒ですが、祈りの歌ですよね、あれは。ラチガーもコニガーもとてもいい声をしているので、歌の良さがさらに倍増。小西くんのまるで絵画のように美しいビジュアルは苦悩するエドガーにはぴったりですね。良知くんは良知くんで子犬のように可愛い(笑)ので、「彼を助けてあげたい!」という気持ちになります。うーん、どちらのエドガーも捨てがたい。私はどちらのバージョンのDVDを買えばよいのか!(今回の舞台も、DVDになるのだそうです)
マリア役の秋元才加ちゃんも、すごく良かったです。あまりアイドル関係は詳しくないのでAKB時代の彼女のことはよく知らないのですが、声量もあって台詞回しもよくて歌も上手い! お顔立ちは割と凛々しい感じですが、慈悲深く可憐なマリアを見事に演じてました。彼女がエドガーを抱きしめるシーン、好きだなあ…本当に聖女に見えました。マリアが失明するシーンは、無茶苦茶悲しかった! ミュージカルはまだあんまり経験がないはずですが、これならまた別の舞台で何度でも観たい感じ! トークショーでまりゑさんが言ってましたが、才加ちゃん、とてもストイックで頑張り屋さんなんだそうです。実際、すごく頑張ったんだろうなあ…トークショーのときのはきはきした喋り方も可愛かったです。

今回も何役もやる上に何度も殺されるまりゑさんも素晴らしかったし、レストレード警部役のコング桑田さんは面白いし、宏太郎さんも面白いし(コングさんと宏太郎さんのシーンなんかもう、客席爆笑でしたよね! 1作目にも出てたマックスは、どうやら違う劇場に再就職したようですよ)、春風ひとみさんの院長はぞっとさせるし(鞭さばきが素敵!)、役者さんは皆様素晴らしかったです。楽曲は聴いてるだけで「うわ、難しそう…」という感じでしたが、皆様見事に歌いこなしてらっしゃいましたし。あとこの舞台、1作目もそうでしたが、映像の使い方が本当に上手い! プロジェクションマッピングで殺害現場の地図を投影! 推理のシーンで壁の石組みを走る白い光もかっこいい!
誰が切り裂きジャックなのかは割と早い段階で予想がつくのですが、今回のお芝居はなぜジャックが生まれたのかに重点を置いてるので、終盤にかけてどんどん盛り上がっていって、1作目とはまた違った雰囲気の作りになっていました。3作目はホームズVSルパンになるようですが、そちらも楽しみです。ていうかルパン、誰がやるの!?

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プロフィール

水瀬桂子

Author:水瀬桂子
水瀬桂子。
1月21日生まれ。水瓶座のO型。
趣味は観劇、映画鑑賞、読書。旅に出るのも好きです。
おいしいものを食べて、素敵な物語に接していられれば、この上なく幸せです。
三笠書房f-Clan文庫さんより、『妓楼には鍵の姫が住まう-死人視の男-』『妓楼には鍵の姫が住まう-黄泉がえりの人形-』が発売中です。

なお、「水瀬桂子」は「渡瀬桂子」と同一人物です。渡瀬桂子名義の近刊に『少年魔法人形 キスからはじまる契約魔法』『ある日、月の夜に。-わがままな魔女と人狼の騎士-』(ともに一迅社文庫アイリスさんより)があります。水瀬名義は、f-Clan文庫さんが初めてです。こちらは、より趣味っぽい感じのもの用になりそうな予感…。

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