瀬を渡り水の向こうへのナビゲーター   topページ > 2011年11月07日  

金縛り。

2011 - 11/07 [Mon] - 00:10

さてさて。発売日前というのは本当に落ち着きません。いや、一部ではもう売られてますけど。
担当様が言うには「作家さんは皆さんそうです」とのことなんですが、発売日前と直後はプチ鬱状態に近くなったり、挙動不審になったりします。

こういうときは、なるべく笑っておいた方が良いのです。
なので、三谷幸喜監督作『ステキな金縛り』を観に行ってまいりました。

いやもう。西田敏行さんの一人勝ちというか…!
いえ勿論、他の方々も面白いんです。深津さんはキュートだし、竹内さんの悪女ぶりも美しいし、生瀬さんの髪型も阿部寛さんのダンスも、あれもこれもそれもエンドロールまで色々笑わせてくれたんですが。
もうねえ、西田さんが画面に出るだけで笑えます。なんかもうどうでもよくなる。ええそうですよ、ネアンデルタールもわさわさしてるんですよ。
三谷監督らしい、ゴージャスなキャストでした。「え、こんな人をここで使いますか」というくらい、どーでもいい脇キャラに三谷作品常連さんがいたり。そして小日向さんがかっこいい…。
筋書きの見事さではやはり有頂天ホテルが一番だと思うんですが、もう色々深く考えるのやめて笑いたい方には、金縛りもオススメだと思います。深津さんが本当に可愛いですし!

今年は三谷監督生誕五十周年とのことで、たくさんの三谷作品が世に出ています。
幸いなことに今年はチケット運が良くて、「ろくでなし啄木」「国民の映画」「ベッジ・パードン」と三つの舞台作品を劇場で観ることができました。実は、舞台で三谷作品を観るのは今年が初めてだったのです。
特に「ろくでなし啄木」は、前から二列目といういい席での観劇…役者さんの唾が飛んでくる距離(笑)。
どれも本当に、素晴らしいお芝居でした。
たった三人きり、舞台装置も最小限、巧みな筋書きの三谷版「藪の中」とも言える「ろくでなし啄木」。
贅沢なキャストと贅沢な舞台装置、本当にゴージャスな「国民の映画」。
登場人物は多いけど、そのほとんどをたった一人の役者さんがやってる(笑)「ベッジ・パードン」。
どの作品も全然違う毛色のお話で、でも共通するのは、たくさん笑えるのに、最後は泣けてくること。
そして、登場人物が、皆愛すべき人たちであること。
色々駄目な人たちばかりなんですが、でもなんだかとても愛おしいのです。
もしもテレビで放送されたら、もしくはDVDになったら、どれもぜひ観ていただきたい舞台作品です。

そして先日放送のスペシャルドラマ「ステキな隠し撮り」も見たのですが…三谷監督が、ご本人役で出てたんですが…ええ、「映画監督で、今日舞台挨拶してきた」という役で。

監督が「映画公開前の監督ってのは、不安でいっぱいなんですよ! なんでもいいから誉めてもらいたいんですよ!」と叫んでるの見て、現実に引き戻された私。

…私もコンシェルジュな深津さんに「すげー面白かった!」って言っていただきたい…。

あ、ええと、仕事もしてますよ? 挙動不審になったり、遊びに行ったりばかりではないですよ?(一応)
でも「スクリーム4」と「パラノーマル・アクティビティ3」も観たくてたまらないホラー映画マニアの私です…。

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プロフィール

水瀬桂子

Author:水瀬桂子
水瀬桂子。
1月21日生まれ。水瓶座のO型。
趣味は観劇、映画鑑賞、読書。旅に出るのも好きです。
おいしいものを食べて、素敵な物語に接していられれば、この上なく幸せです。
三笠書房f-Clan文庫さんより、『妓楼には鍵の姫が住まう-死人視の男-』『妓楼には鍵の姫が住まう-黄泉がえりの人形-』が発売中です。

なお、「水瀬桂子」は「渡瀬桂子」と同一人物です。渡瀬桂子名義の近刊に『少年魔法人形 キスからはじまる契約魔法』『ある日、月の夜に。-わがままな魔女と人狼の騎士-』(ともに一迅社文庫アイリスさんより)があります。水瀬名義は、f-Clan文庫さんが初めてです。こちらは、より趣味っぽい感じのもの用になりそうな予感…。

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